2006年05月24日

パレルモ>2日目

パレルモ 市場にて拡大
 
 さて、パレルモ2日目。
 朝食は早起きできなかったのでパス。

 10時頃チェックアウトし、そのまま荷物を預け、
 パレルモで一番古い市場
 「mercato della Vucciriaメルカート・デッラ・ヴッチリア」
 に行ってみた。

市場は200mくらいといったところでおもったよりもこじんまりした感じ。

通りの入り口では、朝からオヤジさんたちが集まって立ったままトランプ中。(仕事は?)

入り口からすぐのメインの広場ではタコの塩茹でをしているテントがあって、
日本人のアタシたちをみつけるやいなや、「ジャポネ? タコ、タコ!」
と呼びかけられる。

パレルモ市場1拡大
 ちょうどここにはタコを食べに来たので、早速1匹頼んだ。
 はっきり覚えてないが、2.5ユーロくらいで安かった。
 大きな鍋から1匹取り出し、お皿の上で切って、
 シチリア名物のレモンを添えてくれた。
 墨とレモンだけでいただくこのタコの美味しさに感動!

やっとシチリアに来た実感が湧いてきた。
そのあと魚屋さんでカジキマグロの解体ショー(一番上の画)を見て、他のお店を見て回った。

パレルモ市場3拡大
 魚は太刀魚とか、日本でも目にする魚が多く、
 めずらしい感じはないが、食文化の近さを実感する。


でも、魚屋さん以外のお店は特筆できるものが・・・ない。笑

なので、市場を一回りし、そのままさらに500mくらい離れた海まで歩いた。
パレルモの海は、防波堤があるだけで、人がいない。船も見えない。

ちょっとがっかりしながら、先ほどの市場まで戻って、
気になってたトラットリア「ANTICA TRATTORIA DA TOTOアンディーカ・トラットリア・ダ・トト」でランチ。
オーナーはきびきびしているアルパチーノ似のおじさん。

この店が掲載されているんだよ、と日本の雑誌を持ってきたが、
もうボロボロになってしまい表紙もなく、なんの雑誌かわからなかった。
どうやら90年前半の雑誌のようで、ブルータス?という文字を発見。
でも、記事のテイストはオズマガジンとかなんだよなぁー。結局真相はわからず。

で、注文。
前菜にムール貝の酒蒸しや、グリーンサラダ。

パスタは、ずっと食べたかったイワシのパスタ。
ソースがウイキョウの実が入っているのがアクセント。

シチリアのパスタはパルメザンチーズではなく、炒ったパン粉がトッピングされるのが特徴的。

メインはカジキマグロのグリルを注文。

本当はマナーが良くないらしいが、ボリュームがあったので、
2人でシェアして食べた。

値段は日本で食事した場合と変わらないかな。
この店は、たまにツーリストメニューの価格が高くなるらしいが、
メチャクチャ高いわけではないので、だまされなかったことにしよう。笑

食事の後、ホテルに戻って荷物を受け取り次のホテルに。
場所は1kmくらい離れていたが、街中を見ながら歩いていった。

今度のホテルは、まだオープンして2年目の新しいデザイン系ホテル(4つ星)。
このホテルに泊まるのも、楽しみのひとつだった。
(明日に続きます)
Posted by 中上サン at 00:01│Comments(2)TrackBack(0)-旅-:イタリア・シチリア島

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【この記事へのコメント】
あれっ、ヨーロッパではタコは食べないって聞いたけど…イタリアは別格なんですか?日本人がタコを食べるっていうのも知ってるんですね…案外、日本人旅行者も多いってことでしょうか?
食文化が近いっていうのはいいですね。シルクロードを通ってきたものも多いんでしょうね?
Posted by hama-wind at 2006年05月24日 01:49
>hama-windさん
そう、意外ですよね?
南イタリアではタコは食べるんですよ。
でも、さすがにタコは生ではいただかないらしいですよ。
そういえば、パスタは、中国の中華麺や、日本のそばやうどんは全部シルクロードでつながっているんですかね。もしそうだとしたら、なんだかすごいですね。
Posted by Author:中上 at 2006年05月25日 01:21