2009年03月30日

宿命の2人

フィギュアスケートの今シーズンを締めくくる、世界選手権が終わった。


はじめから、真央ちゃんとキム・ヨナの一騎打ち、これしかなかった。
やっぱり、カナダのジョアニー・ロシェットも、安藤美姫も、イタリアのカロリーナ・コストナーも、この2人に続く第2の存在なのだ。

真央ちゃんは、毎年どの選手よりも技術向上に取り組んできた。

今年は男子プログラムに匹敵するフリープログラムを用意してきた。
トリプルアクセルを2回、45秒のとてもハードなストレートラインステップ。

特にあのストレートラインステップは、何度見ても感動する。

ただその分、TVで観てもはっきりわかるくらいスパイラルやスピンでスピードが足りなくなってしまった...。

タラソワコーチは云う「乗り越えろ!」。
アタシは本人ではないけれど、それは来年のオリンピックのときでいい気がする。

一方、キム・ヨナはとにかく表現力の向上が目覚ましい。
あの天性の演技力にはいつまでも酔いしれていたい。

結果は周知の通り、今年はキム・ヨナが世界女王になった。
しかも世界新記録で。真央ちゃんが狙っていた、女子で初めての200点越えだった。

でも、来年からはレギュレーションに変更があって、
技術面に取り組んできた真央ちゃんの方がより有利に働くらしい。

この2人をみていると、本当に“宿命”というものはあるのかもしれないなぁ、とつくづく思う。

来シーズンが待ち遠しい…!
Posted by 中上サン at 21:37│Comments(4)TrackBack(0)-おしゃべり-:ヒト

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【この記事へのコメント】
なるほど、そういうことだったんですね〜。
そういう分析をしたことがなかったので、面白いなぁと拝見してました。
真央ちゃんにスピードが足りないと思ったのは、そういうわけだったんですね?
なんかまた納得です!
でも、スピンの安定性がなくなったようにも感じるのは…体の成長とバランスとの関係はないのかな、などと思ったりもするんですが…(汗)
どうなんでしょう?
Posted by hama-wind at 2009年03月31日 22:30
>hama-windさん

真央ちゃんの素敵なところは、
「パーフェクトな演技の先に、点数やメダル」と
シニアデビューした時から繰り返し云ってたところです。

あの年齢で、目標と成果の違いを理解できることって、とてもすごいことだと感心したんです。

トップアスリートって、体を鍛えることを通じて人間性も磨かれているのですね。
アタシも見習わなくちゃっ。
Posted by Author:中上 at 2009年04月01日 23:18
最近の報道では 真央ちゃんが
日本のスケート界に 潰されちゃってる
と いわれていますよね。

なんか タラソワコーチと母親との狭間にいて
練習がどっちつかずだとか
スケート協会の偉い人が口出してくるとか・・・。

大事な才能。
大人たちのいろいろに翻弄されて欲しくないですね。

来シーズンは 練習に打ち込める状況作ってあげて欲しい。
Posted by aki at 2009年04月12日 22:28
>akiさん

ラファエル氏もスケート連盟について意見してましたね。

そもそも、“ロシア方式”と言われる練習方法はとても短期集中で行うらしいです。
一概に、アメリカや日本などの練習方法とは違うからダメ、ということではないとは思うのですが、関係者から意見が出るのかもしれませんね...。

本当に、スケート環境を最大限配慮してあげて欲しいです。
Posted by Author:中上 at 2009年04月13日 21:48