2009年05月06日

映画>グラン・トリノ



 「グラン・トリノ」を観た。
 クリント・イーストウッド自身が俳優の現役最後になるかもしれないと
 話題になった作品。
イーストウッドは、人間を知っている。
だからこそ、このジ・エンドは“重い”。
でも彼の作品すべて“ハッピー・エンド”なのだと、アタシは思う。

アタシの好きな映画は、観た後に余韻に浸れるもの。

だから、その“予感”のする映画は、できるだけ映画館で観て、その帰り道にどっぷり浸る。それがたまらない。

これもその一本。
もう、半日以上経っているけど、今もあのスクリーンの向こう側にいる。

このハッピー・エンドの重さ、オススメです。

あらすじ
朝鮮戦争を経験した元軍人で、終戦後はフォードの自動車工だったウォルト・コワルスキー。
妻に先立たれ、老犬と孤独に暮らすだけの日々。
ただ彼には宝物がある。愛車の1973年製のフォードの“グラン・トリノ”。
その大事にしてきた愛車は、彼の孫や近所の不良グループにも憧れの存在なほど素晴らしい存在だった。

ある日、彼の隣家にラオスのモン族一家が越してくる。
はじめはモン族に対して頑固なウォルトは快く思ってなかったが、ある事件をきっかけに隣家の少年タオと心を通わせ始める。
そんな中、タオを仲間に引き入れようとする不良グループが…。

グラン・トリノhttp://wwws.warnerbros.co.jp/grantorino/
Posted by 中上サン at 00:22│Comments(2)TrackBack(0)-オススメ-:映画

この記事への トラックバック & コメント

トラックバック用URL
【この記事へのコメント】
これはたしかに見たくなる映画ですね!
僕にとってのクリント・イーストウッドは、どうもダーティハリーのイメージが強すぎるんですが…。
年齢を重ねて逆に魅力的になる人って羨ましいです。
重いハッピーエンドも、積み重ねた裏付けがあるからできたことなのでしょう。
見てみたくなりました!
Posted by hama-wind at 2009年05月06日 22:42
>hama-windさん

ご興味いただけたようですね。

ダーティハリーは、観てなかったんですが、
アタシの好きな俳優にショーン・ペンがいます。近年の彼のイメージアップの流れと少し似てますでしょうか。

彼は、若いころの配役やマスコミのニュースであまり好きでなかったけど、年々いい役者になってきたんです。

今度は、そのショーン・ペンがアカデミー主演最優秀賞受賞した「ミルク」を観たいと思っているところです。

Posted by Author:中上 at 2009年05月06日 22:56