2010年03月29日

映画>ハート・ロッカー

今年の第82回アカデミー作品賞、監督賞ほか6部門受賞した作品
ハート・ロッカー The Hurt Locker」を観た。
2004年のイラク・バグダッド。
まるで麻薬のように戦争にのめり込む米軍爆弾処理班の兵士3人の心の葛藤を描いた作品。

キャスリン・ビグロー監督が描いたのは、反戦。
この上なく残酷な自爆テロに立ち向かい極限状態から生き延びた米軍兵士の裏側に宿る“虚無感”と“麻薬のような刺激感”は、果たして平和のための犠牲で済ませてしまっていいのだろうか。

…そんな風に思った。
ラストがいかにもハリウッド映画的な演出だったけど、この映画ではそれが特に気にはならなかったかも。

反戦映画の一つとして、オススメ。

インディペンデント映画なのでキャストも新鮮。
アバターのジェームズ・キャメロン監督と元夫婦対決だったけど、
夫婦時代に影響を受けたのかなぁ。

今年のアカデミー賞は、制作に関する話題に事欠かなかった。
でも、アタシの中の名作はまだ見つかっていない。

次は「プレシャス」に期待。

ハート・ロッカーhurtlocker.jp
プレシャスwww.precious-movie.net
Posted by 中上サン at 22:11│Comments(0)TrackBack(0)-オススメ-:映画

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